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中国で慰安婦少女像を初設置

Posted October. 24, 2016 07:19,   

Updated October. 24, 2016 07:37

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中国に旧日本軍慰安婦少女像が初めて設置された。

「日本軍元慰安婦関連記録物のユネスコ世界記録遺産の共同登録に向けた国際連帯委員会」は22日、中国上海師範大学で、韓中の慰安婦「平和の少女像」の除幕式を行った。中国の慰安婦少女像は昨年10月、ソウル城北区東小門洞(ソンブクク・トンソムンドン)のカロ公園に設置された韓中平和の少女像と同じ形をしている。駐韓日本大使館前に設置された韓国人慰安婦少女像と同じ像の隣に中国人慰安婦被害者を象徴する少女像が並んで座っている姿をしている。

大雨の降った同日の除幕式には、元慰安婦である韓国人のイ・ヨンスさん(88)や中国人の陳連村さん(90)も出席した。イ・ヨンスさんは、少女像の顔に流れる雨水を拭きながら、「これからは寂しくないだろう」と話した。中国人慰安婦少女像の序幕は、慰安婦専門家である上海師範大学の蘇智良教授が推進し、韓国と中国の彫刻家たちが少女像を無償で寄贈した。慰安婦少女像は現在、韓国や米国、カナダ、豪州など約50ヵ国に設置されている。

中国初の慰安婦関連博物館も同日、上海師範大学の文苑楼の2階にオープンした。博物館には、日本軍による慰安婦強制動員史料や慰安婦被害者らが残した遺物などが展示されている。



이유종기자 イ・ユジョン記者 pen@donga.com