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米大統領選、トランプ氏が結果を受け入れない可能性を示唆

米大統領選、トランプ氏が結果を受け入れない可能性を示唆

Posted October. 21, 2016 08:25,   

Updated October. 21, 2016 08:27

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米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が来月8日の選挙で民主党候補のヒラリー・クリントン氏に敗れる場合、結果を受け入れない可能性があることを示唆した。18日間残された米大統領選は、終盤まで泥仕合の様相で展開する可能性が高そうだ。

トランプ氏は19日(現地時間)、米ネバタ州ラスベガスのネバタ大学で行われた最終の第3回テレビ討論会で、選挙結果を受け入れるかどうか司会者に問われ、「その時になったら考えを話すだろう。(その時まで話さず)ずっとあなたたちをやきもきさせるだろう」と述べた。先月26日の1回目のテレビ討論会で、「選挙で負ければクリントン氏を支持する」と言ったことを覆したのだ。トランプ氏の不承認示唆発言にクリントン氏は「一言だけ言う。ぞっとする」とトランプ氏を非難した。

トランプ氏は、米紙ニューヨーク・タイムズなど主流メディアがクリントン氏の当選に向けて選挙を操作していると主張している。トランプ氏が大統領選の結果受け入れを明言しなかったことで、分裂した米社会を治癒するのに相当な社会的コストがかかると懸念されている。

両候補は最終テレビ討論会で、銃規制や移民問題、同盟国の核武装など主要な政策懸案だけでなく、トランプ氏の女性蔑視発言やクリントン氏のメール問題などの疑惑についても衝突し、乱打戦を繰り広げた。トランプ氏はクリントン氏に対して、「なんていやな女だ(such a nasty woman)」と暴言を吐き、クリントン氏は「女性を蔑視するトランプ氏は歴史上最も危険な大統領候補」と非難した。CNNが討論直後に実施した世論調査の結果、「クリントン氏が良かった」は52%、「トランプ氏が良かった」は39%で13ポイントの差がついた。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com