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トランプ氏の外交顧問、「北朝鮮体制を存続させてはならない」

トランプ氏の外交顧問、「北朝鮮体制を存続させてはならない」

Posted October. 14, 2016 08:30,   

Updated October. 14, 2016 09:52

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米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の外交・安全保障諮問役のマイケル・フリン前米国防情報局長が、「(核・ミサイル挑発を繰り返す)北朝鮮の現体制を長く存続させてはならない」と明らかにした。

11日から日本を訪問中のフリン氏は13日、日本経済新聞とのインタビューで、北朝鮮に対して「何かしなくてはならない。(相手は)弾道ミサイルを開発するなど非常に危険な国家だ」としてこのように話した。トランプ陣営の関係者が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制の存続不可の立場を明らかにしたのは初めて。東アジアだけでなく太平洋を越えて米本土の安全まで脅かす北朝鮮の核・ミサイル挑発をこれ以上容認できないということだ。

さらに、「金正恩委員長と経済的取引をするつもりはない。中国はもっと責任感を持たなければならない」と述べ、北朝鮮の核を阻止するための北朝鮮制裁に中国が積極的に参加することを迫った。

フリン氏は、トランプ氏の条件付き米軍撤収示唆発言について、「米軍を撤収させるという話ではない」と線を引いた。しかし、韓国と日本が米軍駐留費用の分担を拡大しなければならないという認識を示し、共和党政権時に両国に駐留費の引き上げを要求することを示唆した。駐留分担金の引き上げの必要性については、「日本と韓国は戦禍に包まれた70年前と同じ経済状況ではなく、経済大国に成長した」という理由をつけた。

フリン氏は今回の訪問で日本の与野党の政治家に会い、政府当局者とも接触したという。フリン氏はこの席で、「選挙で勝つには刺激的な発言が必要だ。トランプ氏が大統領になれば変わるだろう」とし、「日本とさらに強固な関係を築きたい」という考えを伝えた。



도쿄=장원재특파원 東京=チャン・ウォンジェ特派員 peacechaos@donga.com