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軍所有の国有地との交換を推進、ロッテがTHAAD配備に前向きに検討

軍所有の国有地との交換を推進、ロッテがTHAAD配備に前向きに検討

Posted October. 01, 2016 08:37,   

Updated October. 01, 2016 09:22

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韓米合同実務団が土地の評価を経てロッテゴルフ場をTHAAD配備地に最終決定したことで、軍当局のロッテゴルフ場の確保の方法に関心が集まっている。

ロッテゴルフ場の面積は178万平方メートル(53万4000坪)で、THAAD配備の最適地とされていた城山(ソンサン)砲台(11万6584平方メートル)より15倍ほど広い。発射台6台を扇形に置いて500メートル間隔でレーダーを配備するには広い空間が必要であり配備地として適合すると、軍当局は説明する。現在、ロッテ商社は178万 平方メートルのうち96万平方メートルを18ホールのゴルフ場として運営し、残り82万 平方メートルは未開発の状態だ。軍は、178万平方メートルの敷地全体を確保する方針だ。THAAD1個の砲台を配備し、関連の建物を建てても敷地が残るため、ゴルフ場の一部を活用して米軍のトレーニング場に使う可能性も提起されている。

ロッテゴルフ場は、2009年にロッテ商社が公売処理されたゴルフ場を購入し、土地と建物などを含め893億ウォンだったという。直接買い取る場合、営業権の補償費用など莫大な予算が必要となるため、軍が所有する国有地と交換する方法を取るという。国有財産法によって交換する国有地とロッテゴルフ場を鑑定し、価格と条件を合わせる計画だ。ロッテゴルフ場側も30日、「国家の安全保障にかかわる問題なので、政府の提案を前向きに検討する」と明らかにした。

ロッテゴルフ場は29日、政府からTHAAD配備地確定に協力を要請する公文書を受け取った。ロッテゴルフ場には、従業員約20人、キャディー約70人が勤務中だが、ロッテ側はゴルフ場の営業を継続しながら交渉に臨む計画だ。ロッテ関係者は、「国家安保のための愛国的次元と安価売却で起こりうる背任問題を考えて慎重に交渉に臨む」と話した。



손효주기자 hjson@donga.com · 김현수기자 ソン・ヒョジュ キム・ヒョンス記者 kimhs@donga.com