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THAAD配備、来年の大統領選までに完了の可能性

THAAD配備、来年の大統領選までに完了の可能性

Posted September. 29, 2016 07:28,   

Updated September. 29, 2016 08:33

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高高度防衛ミサイル(THAAD)配備代替地の発表が差し迫る中、韓米当局者が配備完了の時期を操り上げる可能性を示唆した。

国防部は、THAADの韓半島配備を発表した7月8日、「THAADが実戦運用される時期は遅くとも2017年末を目指している」と明らかにした。韓民求(ハン・ミング)国防部長官も先月22日、丁世均(チョン・セギュン)国会議長と与野党指導部に会った後、「来年末までの配備を目指している」と話した。しかし、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は26日、国会外交統一委員会国政監査でTHAAD配備の時期を問われ、「対外的には『来年の適切な時期を念頭に置いている』と考える」と微妙な違いを見せた。米国務省のラッセル次官補(東アジア太平洋担当)も27日(現地時間)に議会で、「北朝鮮のミサイル実験のスピードが速まることを考慮して配備も早める考えがあり、(完了時期は)『できるだけはやく』と言える」と答えた。このため、大統領選が行われる来年12月よりも早い時期にTHAAD配備が完了する可能性が高い。

一方、軍消息筋は28日、「韓米合同調査団が慶尚北道星州郡草田面(キョンサンプクト・ソンジュグン・チョジョンミョン)のロッテ・スカイヒル星州カントリークラブ(ロッテゴルフ場)を最終地に指名し、遅くとも30日までに発表する計画だ」と話した。軍は公式発表の前に、該当の地方自治体に候補地の評価結果を説明する。

チョ・スンホ記者 ユン・サンホ軍事専門記者



조숭호기자 shcho@donga.com