Go to contents

バドミントンの最強組がペア解消へ、李龍大は代表引退

バドミントンの最強組がペア解消へ、李龍大は代表引退

Posted September. 28, 2016 08:52,   

Updated September. 28, 2016 09:08

한국어
男子バドミントンダブルスの李龍大(イ・ヨンデ=28、三星電機)、柳延星(ユ・ヨンソン=30、水原市庁)ペアの世界ランキングは27日現在1位だ。2013年8月に初めてペアを組んで以来、2014年8月から2年以上を最高の座に君臨している。

シャトルコックの最強コンビが今週、城南(ソンナム)室内体育館で開催されているビクターコリアオープン・スーパーシリーズを最後にそれぞれの道を歩む。李龍大は今大会を最後に代表を引退する。柳延星は男子ダブルスで新しい相棒を探す一方で、混合ダブルスにも出場する計画だ。18歳だった2006年に初めて代表に選出され、10年ぶりに代表を引退する李龍大は、「代表選手として10年を送ったということが信じられない。ベストを尽くして悔いを残すまいと頑張ってきた歳月だった。すっきりした気持ちとともに寂しさも感じる」と話した。

李・柳ペアは3年という決して長くない間、国際大会で19度も優勝を果たし、全盛期をおう歌した。だが金メダルを目指したリオ五輪では準々決勝で敗退し、悔いを残した。李龍大は、「自分の仕事を全うできなかった気がして延星さんに申し訳ない気持ちだ。有終の美を飾りたかったけど、思うようにいかなかった」と振り返った。柳延星は、「五輪を控えて1ヵ月間は携帯電話の電源も切って、全てを注いだのに、プレッシャーが強すぎて押しつぶされた。だけど、まだ選手活動を続けているので、失敗したとは思っていない。チャンスはまだある」とさらなる意欲を燃やした。

いまだトップレベルの技量を維持している李龍大の引退は、現実的な問題を考慮した結果だ。代表チームでは用品などでスポンサー契約などに規制が厳しく、世界ランキング10位以内の選手には、国際大会への出場を義務付ける規定もある。李龍大は、「この頃、バドミントンがどんどん面白くなってきた。代表選手でなくても、個人として国際大会に出れる道はある。インドネシアやインドなど海外のリーグでも活躍したい」と話した。今月中旬、日本人妻との間で第一子(娘)が生まれ、パパになった柳延星は、「家長としての責任感がさらに重くなった」と語った。

大会2連覇を目指す二人は、「久しぶりに国内ファンの前でプレーするので胸が騒ぐ。大会が終わった後、中華料理店でしっかり一杯飲みたい」と言って笑った。



성남=김종석기자 城南=キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com