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元代表の先輩と後輩、洪明甫と崔龍洙が中国リーグで初の監督対決

元代表の先輩と後輩、洪明甫と崔龍洙が中国リーグで初の監督対決

Posted September. 24, 2016 08:31,   

Updated September. 24, 2016 09:01

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仲良しの先輩と後輩の仲である洪明甫(ホン・ミョンボ)氏(47)と崔龍洙(チェ・ヨンス)氏(45)が監督として初の直接対決を行う。

中国スーパーリーグで杭州緑城を率いる洪監督と江蘇蘇寧を率いる崔監督が25日、杭州で行われるスーパーリーグの第26節で激突する。Kリーグクラシック、ソウルFCの監督だった崔監督が、シーズン途中の今年6月、江蘇に移してから両監督が試合で対決するのは初めて。洪氏は昨年12月、杭州緑城監督に就任した。

1998年フランスW杯と2002年韓日W杯で、一緒に韓国代表として活躍した両氏は、サッカー界では大の仲良しとして知られる先輩と後輩だ。所属クラブは違ったが、同じ時期に日本Jリーグでも一緒にプレーした。崔監督が中国リーグへの移籍問題で悩んだとき、去就問題で一番多くの相談に乗ってもらったのが洪監督だ。2012年には「洪明甫奨学財団」が毎年12月に開催するチャリティー試合で洪監督が希望チーム、崔監督が愛チームを采配した。

大の仲良しだが、中国リーグで置かれているそれぞれの状況には大きな違いがある。崔監督率いる江蘇蘇寧は23日現在、勝ち点50でリーグ2位だ。リーグ6連覇に目指す首位の広州恒大(勝ち点56)とは6点差。最近4連勝を果たして勢いに乗っている江蘇は残り5試合で逆転優勝を狙う。崔監督は江蘇を中国サッカー協会(FA)カップ決勝にも導いた。江蘇は11月のFAカップ決勝で広州恒大と優勝を争う。

半面、洪監督の杭州は降格圏との差を広げなければならない切迫した状況だ。勝ち点26の杭州は14位。李章洙(イ・ジャンス)監督(60)率いる長春亜泰(15位、勝ち点15)に3点リードしている。16チーム体制のスーパーリーグで15、16位は翌シーズンに自動降格となる。

アジアを代表する往年の名DF、洪監督が采配する杭州は今季の総失点が30で16チームのうち6番目に失点が少ない。リーグ順位を考えれば、攻撃よりは守備が強いチームだ。FW出身の崔監督の江蘇は、総得点47で得点力はチームのリーグ順位と同じ2位だ。江蘇は、総失点20を記録し守備力ではリーグ3位だ。全体的な戦力では江蘇が上回っているが、洪監督はホーム戦であることに期待をかけている。杭州は今季7勝のうち5勝をホームで挙げた。



이종석기자 イ・ジョンソク記者 wing@donga.com