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ホワイトハウス「韓国の核武装と戦術核再配備に反対」

ホワイトハウス「韓国の核武装と戦術核再配備に反対」

Posted September. 23, 2016 08:57,   

Updated September. 23, 2016 09:00

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米ホワイトハウスが、国内の一部で提起されている核武装または条件付き戦術核再配備に反対の意思を明確にした。

米国家安全保障会議(NSC)軍縮・不拡散担当のジョン・ウルフスタール補佐官は21日(現地時間)、ワシントンのウッドロー・ウィルソンセンターで東アジア財団の主催で開かれた「第4回韓米対話」で記者団に対し、「韓国が核兵器保有を推進することは、米国の利益にも韓国の利益にも合致しない」と述べた。北朝鮮の5回目の核実験直後に米国務省のソン・キム北朝鮮政策特別代表が訪韓し、核武装と戦術核再配備に反対したことはあるが、ホワイトハウスの北朝鮮核担当の高官がこれを公開で明らかにしたのは初めて。

ウルフスタール補佐官は、「米国は核の傘を通じてすべての国のいかなる脅威からも韓国と日本を防衛する能力がある。必要に応じて米国は常に動員可能なあらゆる範囲の完全な防衛能力を備えてきた」と強調した。また、「韓国は同盟体制の中枢であり、核不拡散条約(NPT)に自発的に加入し、国際法に拘束されている。核武装や戦術核再配備が必要だとは考えない」と強調した。

ウルフスタール補佐官は、北朝鮮に核物資を輸出してきたことが明らかになった中国の遼寧鴻祥グループの問題と関連して、「国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議案の内容は明らかだ。北朝鮮の大量破壊兵器計画を支援したり、少しでも関連する物質なら、それが鉛筆一本でも、金1オンス(28.35g)でも、石炭一片でも輸出は禁止される」と強調した。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com