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トランプ氏、「オバマ大統領は米国生まれ」と過去の発言を翻す

トランプ氏、「オバマ大統領は米国生まれ」と過去の発言を翻す

Posted September. 18, 2016 08:04,   

Updated September. 18, 2016 08:20

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米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が突然、オバマ大統領が米国生まれであることを認めた。トランプ氏は2011年、FOXニュースとのインタビューで、「オバマ大統領は(本土生まれに関する)出生記録がない。あり得るだろうが、恐らくそこには彼がイスラム教徒となっているかも知れない」と言うなど、オバマ大統領の出生疑惑を提起してきた。

トランプ氏は16日(現地時間)、米ワシントンの旧郵便局跡に建てられたトランプ・インターナショナル・ホテルで開かれた参戦勇士行事で、「民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏が2008年の民主党予備選の時、先に『バーサ―』(オバマ大統領の出生地は米国ではないと主張する人たち)論争を始めた。その論争を私が終わらせた。オバマ大統領は米国で生まれた」とし、過去の発言を翻した。

バーサ―論争は、2008年と2012年の大統領選で、黒人であるオバマ大統領が米国生まれではないため憲法上、大統領の法的資格がないと主張する人々が起こしたものだ。トランプ氏はこれまで彼らの主張に同調し、疑惑を煽ってきたが、突然論議の発端をクリントン氏のせいにし、自分は関係がないと主張したのだ。

クリントン氏は、トランプ氏がバーサ―論争を煽っておきながら、突然自分に矛先を向けたことを非難した。同日、ワシントンで開かれたシンポジウム「黒人女性アジェンダ」での演説で、「トランプ氏は昨日までオバマ大統領の米国出生をどう考えるのかについて回答を拒否した。トランプ氏はオバマ大統領と米国市民に謝罪しなければならない」と主張した。

ワシントン=イ・スンホン特派員 パリ=トン・ジョンミン特派員



워싱턴=이승헌 특파원ddr@donga.com · 파리=동정민특파원 ワシントン=イ・スンホン特派員 ditto@donga.com