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韓国系ボクサーのゴロフキンが23戦連続KO勝ち

韓国系ボクサーのゴロフキンが23戦連続KO勝ち

Posted September. 12, 2016 09:32,   

Updated September. 12, 2016 09:32

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韓国系の「アトムパンチ―」ゲンナジー・ゴロフキン(34=カザフスタン)が無敗街道を突き進んでいる。ゴロフキンは11日、英国ロンドンのO2アリーナで行われた世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)、国際ボクシング機構(IBO)の3団体のミドル級統合タイトルマッチで英国のケル・ブルック(30)を5回TKOで下した。36戦全勝を挙げたゴロフキンは連続試合KO勝ちを23に伸ばした。

韓国系の母とロシア系の父の間で生まれたゴロフキンは2002年釜山(プサン)アジア大会のライトミドル級で金メダルを獲得。以来、2003年のバンコク世界ボクシング選手権のミドル級金メダル、2004年アテネ五輪のミドル級銀メダルなど、アマチュアで華やかな成績を挙げ、2006年にプロに転向し、再び世界一の座に立った。

2010年12月、初めて世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者(2014年はスーパー・ワールドミドル級王者に上方調整)になったゴロフキンは、続いてIBF、IBO、WBCのミドル級タイトルを次々と獲得。ゴロフキンは、ブルックを倒した後、「WBO(世界ボクシング機構)ミドル級チャンピオンのビリー・ジョー・ソーンダース(27=英国)と統合タイトルマッチを行いたい」と話した。ゴロフキンがソーンダースに勝てば、プロボクシングのメジャー5団体のミドル級を制することになる。

ゴロフキンは、21世紀最高のボクサーと呼ばれ、プロボクシング史上最多連勝記録である49戦全勝を挙げて引退したフロイド・メイウェザ(39=米国)の記録に挑戦している。メイウェザーは49勝のうち26戦でKO勝ちを挙げたが、ゴロフキンは36戦争のうち33勝がKO勝ち(91%)だ。



유재영기자 ユ・ヨンジェ記者 elegant@donga.com