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2患者のコレラ菌の遺伝型が一致、拡散の可能性

2患者のコレラ菌の遺伝型が一致、拡散の可能性

Posted August. 27, 2016 07:06,   

Updated August. 27, 2016 09:02

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15年ぶりに国内で確認されたコレラ患者2人の間にコレラ菌を伝播した「第3の人物」が存在したり、周辺海域が汚染した可能性が、26日提起された。保健当局は、どっちのほうであれ、慶尚南道(キョンサンナムド)地域にコレラ菌が追加で拡散した可能性があるとみて、調査範囲を拡大している。疾病管理本部は、初のコレラ患者であるA氏(59)と2番目の患者であるB氏(73、女)が感染したコレラ菌の遺伝子指紋が一致したと、26日明らかにした。二人の患者はお互いに会ったことも、同じところで食事をしたこともない。お互いに関係のない二つの住宅に泥棒が入ったのに、現場に残された髪の毛の遺伝子が一致したことに喩えることができる。

二人がそれぞれ摂取した水産物が同じコレラ菌に汚染された海水で取れた可能性が持ち上がっている。統営(トンヨン)検疫所巨濟(コジェ)支所は、海洋水産部の支援を受けて海水検査の範囲を拡大させることにした。

2番目は、A氏とB氏に共通で会ったことのある住民が、コレラ菌を移した可能性だ。B氏は6月、ひざの手術後、行動が不自由で自宅と教会だけを行き来したので、保健当局はひとまず同僚の信者たちを対象に、職業や動線について調査している。



조건희기자 チョ・ゴンヒ記者 becom@donga.com