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イタリア中部、M6.2の地震、少なくとも10人死亡

イタリア中部、M6.2の地震、少なくとも10人死亡

Posted August. 25, 2016 07:35,   

Updated August. 25, 2016 08:23

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イタリアの中部地方で24日、マグニチュード6.2の強震が発生し、少なくとも10人が死亡した。崩壊した建物に取り残された人が多く死亡者は増えるだろうと、AP通信が報じた。地震は24日午前3時36分、イタリアの首都ローマから170キロ離れたウンブリア州ノルチャで発生した。震源の深さは10キロと浅いため被害規模が大きく、首都ローマでも20秒間、建物が揺れたという。最初の地震の後、各地で余震が続いた。

最も被害が大きかったのは、ローマから北東に80キロほど離れたリエティ付近の小都市アマトリーチェとアックーモリだ。リエティは、2009年にマグニチュード6.3の地震が発生して300人が死亡、1000人以上が負傷する大惨事が発生したラクイラ地域から60キロ離れている。アマトリーチェのセルジオ・ペロッツィ市長は、国営RAI放送に、「村の半分が消えた。道は寸断され、橋は崩壊し、地面は陥没している」と話した。アックーモリのステファノ・ペトルッチ市長も、「村の4分の3が消えた。がれきの中から声が聞こえる。早く救出しなければならない」と話した。

RAI放送は、ペスカラ・デル・トロントで家屋が崩壊し、老夫婦が死亡したと報じた。アックーモリのペトルッチ市長は、「すでに1人が死亡し、2人の子供をはじめ4人の家族が家屋の中に取り残されている。助かるか心配だ。電気も電話もない」と話した。夜が明けて救助隊と民間防衛隊が救出作業をし、聖職者や住民たちもシャベルや素手で土を掘り、生存者を探している。



파리=동정민특파원 パリ=トン・ジョンミン特派員 ditto@donga.com