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空から届けられたコーヒーとサンドイッチ

空から届けられたコーヒーとサンドイッチ

Posted July. 25, 2016 07:04,   

Updated July. 25, 2016 07:23

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米国で温かいコーヒーやサンドイッチ、冷たいスラッシュシェイクなどが初めてドローンで配達された。モデル飛行とはいえ、「ドローン配達時代」が近いうちに実現するだろいうという期待が膨らんでいる。

米ドローンスタートアップ会社「フラーティー」は22日(現地時間)、自社のツイッターアカウントに「フラーティーとコンビニチェーン店のセブンイレブンが、初めてコンビニから地元家庭へのドローン配達に成功した」と明らかにした。米経済専門誌「フォーチュン」やAFP通信によると、フラーティーとセブンイレブンは11日、米ネバダ州リノにあるセブンイレブンの売り場で温度を保つ特製容器に食べ物を入れて、1.6キロ離れた地元の家庭に届けた。

食べ物を運ぶのに、ドローン2台が使われた。ドローンは、全地球測位システム(GPS)でその住宅の位置を追跡して到着後、その住宅の後庭に容器を降ろした。

今回のドローン配達は、米航空当局から許可を受けた初の商用配達となる。ネバダ州政府の支援を受けて自律走行システムを監督する非営利団体「ネバダ自律システム協会(NIAS)」のクリス・ワラチ局長はフォーチュンとのインタビューで、「配達リスクを分析し、配送地域の居住者の安全やプライバシー保護のため、飛行手順を具体的に定めた」と説明した。

アマゾンやグーグルなど、ほかの米企業各社も、ドローン配達時代を準備している。FAAは先月、商業用ドローンの運行規程を定めた。



조은아 チョ・ウンア記者 기자achim@donga.com