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米「F-16」12機が本土から烏山に前進配備

米「F-16」12機が本土から烏山に前進配備

Posted July. 08, 2016 08:44,   

Updated July. 08, 2016 09:30

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北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ムスダン」(IRBM)発射後、さらなる挑発が懸念される中、米国が本土からF-16戦闘機12機と操縦士など兵士約300人を韓国に前進配備する。

7日、在韓米軍によると、米サウスカロライナ州マッケンタイア―州防衛軍空軍基地の第169戦闘飛行団所属のF-16戦闘機12機が今月中旬、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の烏山(オサン)空軍基地に配備される。この戦力は、米太平洋空軍司令部の第179遠征飛行大隊に配属され、3~6ヵ月間、韓国空軍と合同作戦能力を点検し、北朝鮮の挑発を抑止する任務を遂行する。在韓米空軍戦闘機とも、韓半島の有事の際に備えて地形を熟知し北朝鮮の主要軍事施設をターゲットとした模擬攻撃訓練を実施する予定だ。

在韓米軍関係者は、「今年4月に烏山基地に移動・配備されたミネソタ州の州防衛軍所属F-16戦闘機(12機)は8月初めに米本土に復帰する」とし、「交代の期間に在韓米空軍の戦力が増強される効果が期待される」と指摘した。

F-16戦闘機は、在韓米空軍の主力戦闘機で、現在3個大隊(約60機)が配備されている。軍関係者は、「北朝鮮に対する抑止力の維持など韓半島の防衛と域内の平和・安定の維持に向けた米太平洋司令部の定例的な戦力補強措置だ」と説明した。米国は09年に在韓米軍のアパッチ攻撃ヘリを撤収した後、米本土と海外基地所属のF-16やF-15戦闘機、A-10攻撃機を韓国に循環配備している。



윤상호군사전문기자 ユン・サンホ軍事専門記者 ysh1005@donga.com