Go to contents

メッシの代表引退表明、マラドーナ氏と母国の大統領も撤回を求める

メッシの代表引退表明、マラドーナ氏と母国の大統領も撤回を求める

Posted June. 29, 2016 07:24,   

Updated June. 29, 2016 08:14

한국어
27日(現地時間)、アルゼンチンのブエノスアイレス空港には数百人のサッカーファンが雨の中でアルゼンチンのサッカー代表チームの帰国を待っていた。コパ・アメリカ(南米選手権)でチリに2大会連続でPK戦で敗れ失意に沈んでいる中でも、ファンは一人の代表選手を見るために空港に駆け付けた。

2016コパ・アメリカでチリに敗れた後、代表引退を表明したリオネル・メッシ(29)に撤回を求めるために駆け付けたのだ。多くのファンが手に持った紙には「メッシ、辞めないで」と書かれていた。7度もメジャー大会(コパ・アメリカ、ワールドカップ)に出場して準優勝4度に終わっているメッシは前日、「私にとって代表チームは、これで終わりだ」と話した。

空港に降りたメッシがバスに向かうと、ファンたちは代表ユニフォームと国旗を振りながら追いかけた。ファンの一人は、「私の母よりメッシを愛している」と叫んだ。メッシは引退に関する質問を受けたが、答えずにバスに乗り込んだ。英国BBCは、「サッカーファンたちがメグジット(Mexit=メッシの代表引退)を止めようと努めている」と報じた。

アルゼンチンのサッカー英雄、ディエゴ・マラドーナ氏もメッシを代表引退を止めるために動き出した。メッシとは違い、1986年のワールドカップ(W杯)でアルゼンチンを優勝に導いたマラドーナ氏は、自国メディアとのインタビューで、「メッシは代表のキャリアを続行するべきだ。2018年のロシアW杯でアルゼンチンを頂点に導くべきだ」と話した。アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領もメッシに電話をかけて思いとどまるよう訴えた。AFP通信は、「マクリ大統領はメッシに『大統領としてアルゼンチンのサッカー代表チームを誇りに思っており、批判に気にしないでほしい』と話した」と伝えた。



정윤철기자 チョン・ユンチョル記者 trigger@donga.com