Go to contents

アマゾン、MITが選ぶ「世界で最もスマートな企業」トップに

アマゾン、MITが選ぶ「世界で最もスマートな企業」トップに

Posted June. 23, 2016 07:24,   

Updated June. 23, 2016 07:35

한국어

米マサチューセッツ工科大学(MIT)が発行する「MITテクノロジーレビュー」が、「2016年、世界で最もスマートな企業上位50」を21日(現地時間)発表した。この媒体は毎年、順位を公開している。

首位は米企業であるアマゾンが選ばれた。アマゾンはネットを基盤とした物流会社として知られているが、MITはアップルの「シリ(Siri)」を彷彿とさせる音声認識システム「アレクサボイスサービス」と連動するブルートゥーススピーカー「エコードット(Echo dot)」を高く評価して、トップに選んだ。

韓国企業では唯一「クーパン」が44位に名を載せた。MITは、クーパンが当初はソーシャルコマースの一種である「グルーポン」そっくりだったと指摘されながらも、昨今は、「韓国のアマゾン」になったとの主張もあり、「当日配送(ロケット配送)」サービスの開始と共に、消費者らから注目を集めていると評した。

日本企業ではトヨタやファナック(Fanuc)、日本ライン(LINE)が50位内に入った。トヨタは、最近公開した水素自動車「ミライ」で注目を集めており、ファナックは、ランニングマシンを基盤にしたロボットを開発する会社だ。ネイバーの子会社である日本ラインは、200人同時通話が可能な技術が高く評価された。世界最大手のボイスメッセンジャーである「スカイプ(Skype)」は、25人の同時通話が最大だ。

中国企業もまた、多数が50位内に名を載せた。「バイドゥ」(2位)は中国最大検索エンジンであり、中国の「グーグル」と呼ばれている。しかし、バイドゥが高い評価を受けた理由は別にある。人間が語る自然語を自然に理解できる音声認識システムを具現しており、無人自動車のエンジニアを大量に雇って、関連分野を主導するために力を入れている。ファーウェイ(10位)は、圧倒的なスマートフォンの販売台数でMITから注目を集めた。ファーウェイは2016年第1四半期(1~3月)だけで2750万台のスマートフォンを販売した。

そのほか、テンセント(20位)や滴滴出行(21位)、アリババ(24位)などの中国企業が20位内に名を載せた。



이우상동아사이언스기자 イ・ウサン東亜サイエンス記者 idol@donga.com