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元韓国戦争参戦軍人のバーンスタイン氏、60年前のメロディーを奏でる

元韓国戦争参戦軍人のバーンスタイン氏、60年前のメロディーを奏でる

Posted June. 21, 2016 07:25,   

Updated June. 21, 2016 08:27

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世界的なピアニストのシーモア・バーンスタイン氏(89・写真)はじめ70人あまりの元韓国戦争参戦軍人が23日、国家報勲処の招請で来韓する。

バーンスタイン氏が韓国戦争に参戦したことは今年4月、国内で公開されたドキュメンタリー映画「ピアニスト、シーモアのニューヨークソネット」(原題=Seymour:An Introduction)で知られた。氏は映画の中で、「最前線でピアノメロディーを聞かせてくれた陣地見舞いイベントは、私の人生に大きな変化をもたらした」と振り返った。

氏は1951年4月、14週間の軍事訓練を受けて仁川(インチョン)港に到着し、大邱(テグ)を経て最前線部隊に配属された。そこで、部隊長に最前線の兵士たちを慰労したいと申し出た。

銃の代わりに楽器を持って銃弾が降り注ぐ戦場を回りながら、戦争の恐怖に震えている同僚たちのために100回以上にわたって見舞い演奏を行った。1952年11月に除隊した氏は、米国政府から銅星勳章と国連従軍記章を授与された。

その後1955年、1960年、1970に演奏会や自伝宣伝のために来韓。氏は今月27日、ソウル中区のウェスティン朝鮮(チョスン)ホテルで開かれる元参戦軍人のための慰労感謝の晩餐会で、戦友たちのために60年前のメロディーをピアノで奏でる予定だ。



윤상호군사전문기자 ユン・サンホ軍事専門記者 ysh1005@donga.com