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中国肥満人口9000万人、米を抜いて世界トップ

中国肥満人口9000万人、米を抜いて世界トップ

Posted June. 20, 2016 07:00,   

Updated June. 20, 2016 07:41

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中国が初めて米国を抜いて、世界最大肥満国となった。中国国営である環球時報によると、英医学専門誌「ランセット」が、世界の成人体重報告書を基に、国別肥満指数(BMI)を調査した結果、2014年の中国の肥満人口は、男性が4320万人、女性は4640万人の計8960万人だった。これまで世界首位だった米国は、肥満人口が男性は4170万人、女性は4610万人の計8780万人で、中国より180万人が少なかった。

中国医学科学院心血管病センターの李光偉主任は、「中国人口が米人口より4倍も多いことを考慮すれば、肥満絶対人口は多くても、肥満の度合いは米国より深刻でないかもしれない」と言い、「しかし、中国が首位の肥満国になったことは確かに事実だ」と語った。李主任は、「20〜30年前までは、中国人のうち過体重の人はほとんどいなかったが、改革開放で経済レベルが高まり、消費構造が変わったことで、世界肥満地図にも変化が現れている」と語った。

中国衛生計画生肉委員会の調査によると、中国肥満人口の20%は大都市に居住しており、収入や教育水準の高い男性が、過体重になるケースが多かった。特に、子供や青少年の肥満も深刻であることが明らかになった。30年前までは1%未満だった男子児童の肥満率が最近は20%近くまで高騰している。



베이징=구자룡특파원 北京=ク・ジャリョン特派員 bonhong@donga.com