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トランプ氏、「政権を獲得すれば、金正恩とハンバーガーを食べたい」

トランプ氏、「政権を獲得すれば、金正恩とハンバーガーを食べたい」

Posted June. 17, 2016 07:19,   

Updated June. 17, 2016 07:35

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米共和党のドナルド・トランプ氏(70)が、政権を獲得すれば北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記とハンバーガーを食べて対話をすると述べた。

トランプ氏は15日、ジョージア州アトランタでの遊説で、「金第1書記に会いに北朝鮮に行くつもりはないが、来るなら会う。ただ、国賓晩餐ではなく会議テーブルについてハンバーガーを食べ、より良い核交渉をする」と述べた。これは、先月のロイター通信とのインタビューで、「金第1書記と対話をするのに何の問題もない」と発言したことを受けて、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)が「北朝鮮制裁に力を入れなければならない」と批判したことへの反論としての発言だ。

トランプ氏は国賓晩餐の慣行についても、「中国など一部の国家指導者が訪問する場合、かつて見られなかった国賓晩餐を提供する。費用が多くかかる国賓晩餐は忘れなければならない。会議テーブルについてハンバーガーを食べなければならない」と批判した。普段からハンバーガーを好んで食べるトランプ氏は、予備選期間、移動の専用機の中でもマクドナルドのハンバーガーとフライドポテトを食べた。

一方、「ウォーターゲート」スクープ報道でニクソン元大統領の辞任に追い込んだ米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード編集主幹(73)は、トランプ氏の同紙に対する取材禁止措置を強く批判した。ウッドワード氏は14日、NBCとのインタビューで、「ワシントン・ポストのウォーターゲート事件の報道に対して、当時のホワイトハウスの報復措置は緩いものだった。ホワイトハウスの出入りを禁止することはなかった」と指摘した。トランプ氏は前日、「トランプ選挙運動に対する不正確な報道をするワシントン・ポストの(遊説場の)出入り(資格)を取り消す」と主張した。

これに対してはホワイトハウス担当記者団まで、「いかなる大統領候補もメディアの役割を尊重しなければならない」と批判すると、トランプ氏は15日、CNNで「メディアを尊重するが、虚偽の記事を書いても修正要求を拒否するなら、(私の遊説現場に)来ることはできない」と述べた。しかし、「遊説の取材とホワイトハウスは違う。私が米国を代表することになるなら、そのように(取材禁止)はしない」と一歩後退した。同紙は、ウッドワード氏の指揮の下、記者20人の「トランプ検証チーム」を運営している。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com