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世界初、氷点下70度に耐える船舶用ケーブルをLS電線が開発

世界初、氷点下70度に耐える船舶用ケーブルをLS電線が開発

Posted June. 01, 2016 07:21,   

Updated June. 01, 2016 07:39

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LS電線は、氷点下70でも耐える海洋・船舶用ケーブル(写真)を世界初に開発して、国際公認認証機関であるカナダ標準規格協会(CSA)から品質認証を獲得したと、31日明らかにした。従来の耐寒ケーブルは、国内メーカー各社が開発した氷点下65度級が最高水準だった。LS電線は10数年前に氷点下50度級の耐寒ケーブルを開発して、ロシアなどに供給してきた。

最近、極地探検やエネルギー開発が活発になったことで、極限温度に耐えられるケーブル需要がさらに増えており、ケーブル技術への要求レベルも高まっている。LS電線が今回開発したケーブルは、氷点下70度の悪条件でも安定的に電流を流し、外部衝撃や曲げにも割れたりしない。主に極地の砕氷船やボーリング設備などで、様々な機器や装備に通信信号や電気を送るのに使われる予定だ。LS電線の金東郁(キム・ドンウク)技術開発本部長(常務)は、「造船・海洋産業は低迷しているものの、極地開発プロジェクトは次々と進められているので、極低温ケーブルの需要も増えるだろうと期待している」と話した。

LS電線は、超高圧や海底ケーブルなどの主力事業のほか、エコや鉄道、鉱山、建設重装備用ケーブルなど、様々な特殊ケーブルの開発で売り上げを拡大していく計画だ。



이샘물 イ・センムル記者 기자