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「スマホ中毒」は男性より女性の方が危険、「禁断現象」男性の2倍

「スマホ中毒」は男性より女性の方が危険、「禁断現象」男性の2倍

Posted May. 28, 2016 07:43,   

Updated May. 28, 2016 07:56

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女性の半分以上は一日にスマートフォンを4時間以上使っており、中毒の危険性も男性よりさらに高いことが明らかになった。亞洲(アジュ)大学医学部予防医学教室の張栽然(チャン・ジェヨン)教授チームは2013年7月と8月に、京畿水原市(キョンギ・スウォンシ)にある大学6校の在学生1236人のスマートフォン使用実態について調査した結果、このようなことが分かったと、27日明らかになった。どのような性別がスマートフォン中毒により脆弱かに関する学術論文が出たのは今回が初めてだ。

一日にスマートフォンを4時間以上使う割合は、女性が52%で男性(29.4%)より高かった。6時間以上使う女性も22.9%で、男性(10.8%)の2倍以上だった。主な用途は、フェイスブックやインスタグラムなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)となっている。女性は、電話やゲーム、検索などを合計したものより、SNSにスマートフォンをもっと長く使った。主に休みの時間にスマートフォンを使う男性と違って、会話中や移動時(37.2%)に主に画面を覗くのも特徴だった。

スマートフォンを使えない時は、正常範囲を脱した不安を覚えるという女性が20.1%もあった。男性(8.9%)の2倍である。スマートフォンへの依存度点数も男性より10%ほど高かった。アルコールやコンピューターゲーム、ギャンブルなどの大半の要因に、男性のほうがもっと簡単に嵌るという定説とは正反対の結果が出たのだ。研究チームはこのような結果を基に、女性のスマートフォン中毒が、習慣を超えて精神健康に悪影響を及ぼすほど深刻だと結論を下し、男性より疎通やネットワーキングへの欲求が大きいため、スマートフォンを活用したSNSにもより深く依存していると分析した。

張教授は、「青少年からも似たような結果が出るものとみられる」といい、「たまには意識的にスマートフォンを遠ざけるのがよい」とアドバイスした。研究結果は、米公衆衛生局(PHS)が発行した「公衆保健報告書」の5月号と6月号に掲載された。



조건희기자 チョ・ゴンヒ記者 becom@donga.com