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「サプライズ、ギャラクシーS7」 販売急増に三星電子のびっくり業績

「サプライズ、ギャラクシーS7」 販売急増に三星電子のびっくり業績

Posted May. 27, 2016 09:43,   

Updated May. 27, 2016 09:44

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三星(サムスン)電子が今年第2四半期(4〜6月)に、7兆5000億ウォン以上の営業利益を上げる見通しだという。

26日、証券や電子業界によると、三星電子は現在、受け付けているスマートフォンや半導体、家電製品の事前注文量などを考慮すれば、6月末までこのような規模の実績が出るだろうという。今月23日に発表された証券会社各社の第2四半期の営業利益試算値(コンセンサス)である6兆7049億ウォンを大幅に上回る実績といえる。

三星電子は第1四半期(1〜3月)も、営業利益が証券街の予測値より1兆ウォン以上多い6兆6800億ォンと集計され、「アーニングサプライズ」という評価を受けた。

2期連続で好業績を上げた背景には、「ギャラクシーS7」シリーズの販売好調がある。ギャラクシーS7シリーズは、第1四半期に続き第2四半期も北米や欧州などの主要市場で、累積販売台数が前作であるギャラクシーS6シリーズより大幅に増えたという。今年第1四半期に予測を上回る業績を発表した当時、電子業界では、「第2四半期からは再び落ちるだろう」という悲観的予測が大半を占めていたが、予想より地道にギャラクシーS7シリーズが善戦しているものとみられる。

ただ、ギャラクシーS7シリーズの新製品効果が消える第3四半期からは再び業績悪化が避けられないとみられる。季節特性上、これといった戦略製品がないからだ。そのため、三星電子は昨年に続いて今年も、「ギャラクシーノート」の新製品を例年より1ヵ月繰り上げて8月に発売する計画だという。



김지현기자 キム・ジヒョン記者 jhk85@donga.com