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空軍のホームページもハッキング、北朝鮮の犯行か

空軍のホームページもハッキング、北朝鮮の犯行か

Posted May. 25, 2016 07:37,   

Updated December. 21, 2017 11:05

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北朝鮮偵察総局と推定されるハッキング攻撃が相次ぐ中、空軍のホームページがハッキング攻撃を受け、13日間正常に運営されていないことが確認された。軍当局は、北朝鮮の犯行である可能性が大きいとみて、ハッキングによってとりつけられた悪性コードの種類を分析している。

24日、複数の空軍関係者によると、空軍ホームページが今月初めにハッキング攻撃を受けた。空軍本部がすぐに対応に動いたが復旧に失敗し、12日に国防部に報告してホームページのアクセスを遮断した。空軍は24日現在、個人情報流出の可能性が小さい最小限の機能の臨時ホームページを運営している。空軍は臨時のホームページで、「サーバーに障害が発生した。速やかに復旧する」と明らかにした。

軍当局は、空軍ホームページに空軍の現役軍人が主にアクセスするため、アクセスした軍人のPCを「ゾンビPC」にして悪性コードが軍内に拡散する効果を狙ったと見ている。空軍兵士や将校を募集する際の個人情報やホテル、スポーツジムの予約時に残る個人情報を狙った可能性も排除していない。また、作戦運営に直結する軍核心ネットワーク「国防網」や「戦場網」に入る「接点」を探すために空軍ホームページをハッキングした可能性もあると見ている。

空軍関係者は、「まだ被害状況の報告を受けていない。正確な被害について確認している」とし、「悪性コードの拡散やハッカーがさらなる攻撃機会を得ることを阻止するために先制的にホームページのアクセスを遮断した」と説明した。

今年に入って軍関連機関を狙った北朝鮮の犯行と推定されるハッキング攻撃が続いている。国内の防衛産業関連企業の韓進(ハンジン)重工業と大韓航空がそれぞれ2月と4月にハッキングに遭い、今月中旬には悪性コード設置ファイルを添付した電子メールが国内の防衛産業業企業に大量発送された。





손효주기자 ソン・ヒョジュ記者 hjson@donga.com