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トランプ氏の支持率、またもヒラリー氏を上回る

トランプ氏の支持率、またもヒラリー氏を上回る

Posted May. 20, 2016 07:54,   

Updated May. 20, 2016 08:01

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ドナルド・トランプ氏(70)が、ヒラリー・クリントン前国務長官(69)よりも軍統帥権者として適格という世論調査の結果が出た。

世論調査機関ラスムセンが11、12日、有権者1000人に実施し、18日に公開した調査結果によると、「トランプ氏が軍統帥権者になってこそ安心できる」という回答が33%で、クリントン氏は20%だった。米オンライン軍事専門メディア「ミリタリー・タイムズ」が3~6日、現役の下士官や将校951人に実施した仮想対決でも、トランプ氏の支持率が54%で、クリントン氏の支持率(25%)の2倍以上となった。

トランプ氏の全国支持率も上がっている。同日公開されたフォックス・ニュースの世論調査(14~17日、有権者1021人を対象)の結果によると、「今日選挙するなら誰に投票するか」という質問に、トランプ氏と答えた割合が45%で、クリントン氏(42%)より3ポイント高かった。誤差範囲(±4%)内でリードしたが、トランプ氏の上昇の勢いを表す調査だ。先月の同じ調査では、クリントン氏が48%、トランプ氏は41%だった。米大統領選挙が2強構図に整理された後、トランプ氏が全国支持率でクリントン氏をリードしたのは今回が2度目。2日のラスムセンの調査で、トランプ氏が41%となり、39%のクリントン氏に2ポイントの差をつけた。

好感度調査では、クリントン氏に「好感を持てない」が初めてトランプ氏のそれを上回った。回答者の61%が、クリントン氏に「好感を持てない」と答えたが、トランプ氏に「好感を持てない」と答えた人は56%だった。1ヵ月前の同じ調査では、トランプ氏(65%)がクリントン氏(58%)より高かった。

一方、共和党の12年の大統領選候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事は、第3候補の擁立を断念した。CNNは同日、ロムニー氏の側近を引用して、「共和党のベン・サス上院議員など第3候補と有力視された人物が固辞する考えを明らかにしたため、ロムニー氏が第3候補の擁立をあきらめた」と報じた。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com