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朴大統領、北朝鮮体制批判の映画を鑑賞

Posted May. 06, 2016 07:23,   

Updated May. 06, 2016 07:55

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朴槿恵(パク・クンへ)大統領が5日、脱北者らと共に北朝鮮の実状を批判する映画を鑑賞した。北朝鮮の労働党第7会大会の前日、韓国への脅威の程度を高めている北朝鮮に「警告メッセージ」を送ったと分析される。朴大統領は、脱北者や国家有功者とその家族など約50人を招待して、ソウル龍山区(ヨンサンク)のある映画館で、ドキュメンタリー映画『太陽の下』を鑑賞した。北朝鮮の8才の少女の日常を通じて、外部に映った北朝鮮と実際の姿が全く異なることを描いた映画だ。

イラン訪問を終えて4日に帰国した朴大統領が、旅の疲れがまだ取れぬ前に映画鑑賞したのは、イランで北朝鮮核外交の成果を上げたことを機に、強い圧迫政策を継続していく考えを示すためとみえる。

朴大統領は映画館近くのショッピングモールを訪れ、市民と挨拶を交わした。6日を臨時公休日に指定したことによるゴールデンウィークで内需活性化を支援する試みだ。

一方、世論調査機関リアルメーターは2~4日に実施した調査で、朴大統領の国政遂行支持率がイラン訪問などの影響で先週に比べて4.6ポイント上昇の35.6%を記録したと明らかにした。



장택동 チャン・テクトン記者 기자will71@donga.com