Go to contents

政治圏や財界も乗り出した「朴泰桓救済」

政治圏や財界も乗り出した「朴泰桓救済」

Posted May. 05, 2016 07:41,   

Updated May. 05, 2016 07:46

한국어
最近、東亜(トンア)競泳大会で優秀な成績を上げた「マリンボーイ」・朴泰桓(バク・テファン、27、写真)のリオ五輪への出場如何を巡る議論が、政界や財界へと広がっている。2日、与党セヌリ党所属の劉正福(ユ・ジョンボク)仁川(インチョンシ)市長は、「名誉を回復し、国威を宣揚できるチャンスが与えられることを願う」と語ったのに続き、4日は野党からも善処を呼びかける声が出ている。

野党「国民の党」の朴智元(バク・ジウォン)院内代表は同日、最高委員会議で、「世界連盟でも(故意のなかったことを)認めており、また、医師のミスによって起きたことがよく分かっているのに、我が国の水泳連盟だけが足を引っ張っている」と言い、「我々の誇りであるマリンボーイの朴泰桓が必ずリオ五輪に出場できるよう、水冷連盟が措置を取ってくれることを切にお願いする」と語った。

朴院内代表は、「朴泰桓のオリンピック出場に賛成する」という回答が70.9%もあった前日のリアルメーターによる世論調査の結果を引用して、「国民の願いだ」と主張した。

財界では、大韓商工会議所の朴容晩(バク・ヨンマン)会長が乗り出している。朴会長は2日、自分のフェイスブックに、「フェチン(フェイスブックのフォロワー)の皆さん!お願いします。朴泰桓を応援してください」という内容の書き込みを掲載した。

朴会長は、朴泰桓が仁川市役所での記者会見後、謝罪のお辞儀をしたという内容の記事を、フェイスブックにリンクさせ、「我々はいつから、国際基準よりさらに厳しいルールを適用してきたのか」とし、「本当にそうだったなら、わが社会はもっと早く先進化しただろう」と指摘した。

さらに、「今回、(オリンピックに)出場できなければそれで終わりなのに、あのような期待の星の可能性を果たして挫くべきかと思う」ともどかしさを打ち明けた。氏は、「断固に!!言葉は素敵だが、本当にそうするしかないか、改めて考えてみてほしい」といい、「公平性?先例?ほんとうですか?本当にそう思いますか?」と聞き返した。



송찬욱 기자song@donga.com · 이샘물 ソン・チャンウク記者 イ・センムル記者 기자