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安秉勲、準優勝も確かな手応え PGAチューリッヒクラシック

安秉勲、準優勝も確かな手応え PGAチューリッヒクラシック

Posted May. 04, 2016 07:33,   

Updated May. 04, 2016 07:45

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韓国ゴルフの新エース、安秉勲(アン・ビョンフン=CJ・25)が米プロゴルフ(PGA)ツアーで準優勝した。3日、米国ルイジアナ州エーボンデールのルイジアナTPC(パー72)で終わったチューリッヒクラシックの最終日に、ボギーなしに7バーディーを取り通算15アンダー201でジェイミー・ラブマーク、ブライアン・スチュアード(以上米国)らと戦ったプレーオフで負けた。18番(パー5)で行われたプレーオフで、2、3打目のショットミスでラフを転々としては4打目にダフリを出したのが手痛かった。

欧州ツアーで活躍している安秉勲は招請選手として参戦した今大会で、惜しくも優勝には届かなかったが、自身最高のPGAツアー成績とともに価値ある結果を得た。準優勝賞金だけで61万6000ドル(約7億ウォン)に上り、先週31位だった世界ランキングを24位(韓国勢では最高)まで引き上げた。

何よりも自身の最終目標であるPGAツアーに直行できる可能性を高めた。安秉勲は2011年にPGAツアーに挑戦したが失敗。その後、欧州ツアーに舵を切った。今大会でトップ10入りし、5日開幕のPGAツアー・ウエルズファーゴ選手権出場資格を獲得した安秉勲は、来月には第5のメジャーと呼ばれるプレーヤーズ選手権にも参戦する。安秉勲のマネージメント会社であるISMアジアによると、「安秉勲が引き続き好成績を出して年末のフェデックスカップランキング125位以内に入れば、来季のPGAツアー出場権を獲得できる」と話した。

安秉勲は最近の活躍でリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得に期待を膨らませた。ドライバーの平均飛距離が292.8ヤードに上る長打力に加え80%前後の高いドライバー精度とフェアーウェイキープ率を見せている安秉勲は、「2位で終わったのは物足りないが、悔いは残らない。次回大会を楽しみにしたい」と語った。

悪天候で全3ラウンドに縮小開催された今大会でスチュアードは自身初の優勝を挙げた。

一方、同日発表された世界ランキングで、この3週間、日本ツアーで2度優勝した金庚泰(キム・ギョンテ)は60位から48位に上がった。



김종석기자 キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com