Go to contents

加湿器殺菌剤死亡事件から5年、オキシ英本社が2日に謝罪

加湿器殺菌剤死亡事件から5年、オキシ英本社が2日に謝罪

Posted May. 02, 2016 07:31,   

Updated May. 02, 2016 07:42

한국어

オキシ・レキット・ベンキーザー(現RBコリア)が加湿器殺菌剤による死亡事件に関連し2日、国民向けの謝罪とともに具体的な補償計画を明らかにした。オキシは、政府の集計だけでも少なくとも103人を死なせた。

オキシは、2日午前11時にソウル市汝矣島(ヨイド)のコンラッドホテルで加湿器殺菌剤問題について会社の公式立場を発表すると1日、明らかにした。同席にはアタウラシド・シャフダル代表が出席する予定だ。2011年の事件発生から5年目に行われる謝罪だ。

これまで責任を否定し、一貫して言い逃れようとしたオキシが謝罪することを決めたのは、検察の捜査が本格化し、あらゆる方面から批判の声が上がっている状況を意識したものと見られる。

英国のレキット・ベンキーザー本社は先月29日、極秘に取締役会議を開き、今回の謝罪を決議したという。同会議は、2014年3月に環境部に寄託した50億ウォンに追加捻出を決めた補償基金50億ウォンを入れた100億ウォンを被害者記念公園の設立などに使うことを決定したという。また、これとは別にそれぞれの被害者への合意金として4億~5億ウォンを策定し、合意済みの被害者に対する補償金を改めて策定することにした模様だ。



신나리기자 シン・ナリ記者 journari@donga.com