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朴大統領、「核実験を強行すれば北朝鮮に未来はない」

朴大統領、「核実験を強行すれば北朝鮮に未来はない」

Posted April. 29, 2016 08:11,   

Updated April. 29, 2016 08:49

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朴槿恵(パク・クンへ)大統領は28日、「金正恩(キム・ジョンウン)政権が国際社会の警告にもかかわらず、核実験を強行する場合、未来はないだろう」と強く警告した。

朴大統領は同日午後、国家安全保障会議(NSC)を開き、「北朝鮮の第7回党大会(5月6日)を控えて、5回目の核実験が迫っているという情報を把握している」とし、「韓国は、北朝鮮が過去約3年周期で核実験をしてきたこととは全く異なる厳しい状況に直面することになるだろう」と憂慮した。

また、「私がイランを訪問している間(1~3日)に核実験を強行する場合に備えて、NSCを常時開き、国家と国民の安全に力を尽くしてほしい」とし、「金正恩政権が核開発に没頭するなら、政権強化どころか住民の反発で内部から自滅の道に突き進むことになるだろう」と強調した。

朴大統領は同日午前、閣議を開き、「今後、国民の民意によって政府と国会が責任を持って国政を共に運営し、国民のより良い暮らしに向けて経済回復に邁進しなければならない」と述べた。

さらに、「内閣は国会と積極的に意思疎通を図り、雇用創出と経済活性化のための法案が第19代国会の任期満了までに通過できるよう努力することを望む」と注文した。4・13総選挙にあらわれた民心を反映して、野党と「協治」に乗り出す考えを繰り返し明らかにした。

朴大統領、「加湿器殺菌剤死亡事件」と関連して、「この事件を徹底的に調査し、無念の被害者が救済されるよう被害調査の追加受付など必要な措置を取ってほしい」とし、生活化学製品の安全管理の実態を点検し、再発防止策を設けることを内閣に指示した。



장택동 チャン・テクトン記者 기자will71@donga.com