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ソウル北部の倉洞に複合文化施設がオープン

ソウル北部の倉洞に複合文化施設がオープン

Posted April. 29, 2016 08:10,   

Updated April. 29, 2016 08:48

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ソウルの代表的なベッドタウンである道峰区倉洞(トボンク・チャンドン)に、複合文化施設が設置される。ソウル市は28日、音楽や公演、料理、ファッション、写真などを楽しむことのできる「プラットフォーム倉洞61」が29日にオープンすると明らかにした。

プラットフォーム倉洞61は、地下鉄1・4号線の倉洞駅1番出口前の乗換駐車場にコンテナを積み上げて、3階建て(延べ面積2547平方メートル)にした。韓国芸術総合学校のイ・ドンヨン教授が運営を総括し、ギタリストのシン・デチョル、シェフのチェ・ヒョンソク、モデルのハン・ヘジン、写真作家のチョ・セヒョンさんが分野別監督としてプログラムの企画と運営を担当する。

施設の内部は音楽、ライフスタイル(フード・ファッション・フォト)、コミュニティスペースに大別される。特性に応じて、多様なプログラムが行われる予定だ。コンテナで作った公演会場「レッドボックス」では毎月、ロック・エレクトロ・ヒップホップ公演が開かれる。ライフスタイルスペースでは、各分野の専門家から写真や料理、スタイリングなどを習う講演が予定されている。さらに、コミュニティスペースには都市再生協力支援センターが入居し、地域住民が参加できるプログラム開発に取り組む計画だ。公演と講演に参加するためには、事前申し込みが必要となる。受講料など詳しい内容については、ホームページ(platform61.kr)で確認することができる。

ソウル市はプラットフォーム倉洞61が、来年からスタートする「倉洞・上渓(サンゲ)新経済中心地造成事業」の呼び水になると期待している。倉洞車両基地、道峰免許試験場など38万平方メートルの敷地に、座席数2万席の公演会場であるソウルアリーナ、特化産業団地、複合乗換センターなどが構築される予定だ。



김민기자 キム・ミン記者 kimmin@donga.com