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朴泰桓、「五輪参戦の機会が与えられたら…」

朴泰桓、「五輪参戦の機会が与えられたら…」

Posted April. 28, 2016 07:26,   

Updated April. 28, 2016 07:34

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朴泰桓(パク・テファン=27)が自身の主力競技である自由形400メートルで今季世界4位の記録を打ち立てた。

朴泰桓は27日、光州市南部(ナンブ)大学の国際競泳場で行われた東亜(トンア)競泳大会3日目に、男子自由形一般部400メートルで3分44秒26で1位になった。2010年の広州アジア大会で自身打ち立てた韓国記録3分41秒53に及ばなかったが、今季世界4位の記録だ。自由形1500メートルと同200メートルに次いで400メートルでも国際水泳連盟(FINA)基準(3分50秒44)を軽く通過した朴泰桓は、大会3冠を達成した。

●競争力証明した朴泰桓

朴泰桓は同日、レース直前に水着の紐が切れ、急いで水着を着替えてレースに参加した。朴泰桓を指導したノ・ミンサン監督は、「ライバルがいたなら3分42秒台も可能だった」とし、「250メートル区間で私たちが予想した記録より1秒50ほど遅れていた」と振り返った。今季の自由形400メートルの最高記録はマック・ホールトン(豪州)が打ち立てた3分41秒65だ。朴泰桓は、「色々と苦しいことが多かったが、むしろそれが大会を準備する上で刺激剤となったようだ」と言い、「予想した記録を出せると思っていたが、やっぱり復帰後最初の大会ということもあって、自らをコントロールできなかった」と話した。

初日に150メートルを先に行い、200メートルと400メートルのレースに参加する日程となっていることについては、「まるでマラソンを先に走って短距離レースを準備するようなものだった」とし、「しかし、それぞれのレースでベストを尽くすことが、多くのファンの皆さんに示すべき態度だと思って、試合に集中した」と話した。

●五輪出場は未知数

朴泰桓は試合後に1年ぶりに応じたインタビューで、「報道陣やファンの皆さんから、今大会での記録について、驚くべき成績だと言って頂いたので本当に嬉しい」とし、「心の中では今大会だけを考えていたが、五輪出場の機会が与えられるのなら、うまくやれる自信がある。自分の記録さえ超えればメダルはついてくるだろう。一度だけチャンスがもらえれば本当にありがたく思う」と話した。

また「実際、今大会を準備したのは6週しかなかった。短期間でも、様々な困難な状況を耐え抜いて自分にありがとうと言ってあげたい」とし、「今大会を準備した経験で五輪に備えるなら、どんな厳しい練習もこなせるだろう。自分の記録を超えられる体調を作られる」と語った。ノ監督も「泰桓を五輪に出させてもらいたい。自分の罪が大きい」と言い、「泰桓は、将来が不透明な中でも毎日50メートルを29秒以内で50往復するほど執念を見せてきた」と伝えた。



광주=유재영기자 光州=ユ・ジェヨン記者 elegant@donga.com