長打者パク・ソンヒョン「腕立て伏せで上体の筋肉を鍛えてます」

「長打者」パク・ソンヒョン（２３＝ＮＥＦＳ・写真）が長い冬休みを終えて、今季初戦を米女子ツアー（ＬＰＧＡ）で始める。復帰舞台は１７日、米国アリゾナ州フェニックス・ワイルドファイヤＧＣ（パー７２）で開かれるファウンダーズカップだ。

２０１５ シーズンの韓国女子プロゴルフ（ＫＬＰＧＡ）ツアーで３勝を挙げ、賞金ランキング２位になったパク・ソンヒョンは昨年１２月に開かれた２０１６シーズン ＫＬＰＧＡツアー・現代（ヒョンデ）自動車中国女子オープンで優勝し、勢いに乗っている。田仁智（チョン・インジ）が去ったＫＬＰＧＡツアーでトップを目 指すパク・ソンヒョンは、年明けから米国カリフォルニア州のテメキュラで練習を行った。先週からレギュラー大会に参戦している他のＫＬＰＧＡツアーの上位 クラス選手たちとは違い、パク・ソンヒョンは磨きをかけ続けた。

パク・ソンヒョンは、招請選手として出場する今大会を皮切りにＫＩＡクラ シックとＡＮＡインスピレーションまでのＬＰＧＡツアー３大会に立て続けに参戦する。パク・ソンヒョンは、「まるで初めて大会に参加する見たいで、物凄く ワクワクしている。これまでの成績が良過ぎたので、不安もある。優勝を目指すよりは、ＬＰＧＡツアー参戦が大きな経験になるよう、悔いのない競技をした い」と話した。

パク・ソンヒョンは、昨年仁川（インチョン）で開かれたＬＰＧＡツアー・ＫＥＢハナ銀行選手権で優勝者レクシー・トムプソン（米国）に１打差遅れた２位タイとなり、トップクラスの実力を認められた。今回も十分優勝を狙えると評価されている理由だ。

こ れまでフィジカルトレーニングやショートゲームに集中してきたパク・ソンヒョンは、「まだまだ足りないと感じる部分がある。あとは、今年の試合をこなしな がら補っていきたい」と余裕を見せた。腕立て伏せを５０回ずつ４セット、毎日２００回を行いながら上体の筋力強化に励んだパク・ソンヒョンは、ゴルフ用品 契約を結んでいるピングゴルフから、昨年、３勝を記念するゴールドパターを米国を贈られた。

前回王者のキム・ヒョッジュをはじめシーズン５大会で２勝を挙げたチャン・ハナ、キム・セヨンも今大会の優勝候補に挙げられる。世界ランキング１位のリディア・コと同２位の朴仁妃（パク・インビ）も優勝争いに挑む。

김종석기자　キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com