大韓サッカー協会は、「５月３０日から６月１７日の間に行われる国際Ａマッチデーに、２０１６欧州選手権（ユーロ２０１６）本大会出場国のうち、ＦＩＦＡランキング２０位圏の２国と強化試合を行う予定だ」とし、「現在４、５ヵ国と詰めの交渉を進めている」と発表した。サッカー協会は、「相手が公開されると、交渉に不利に働く恐れがあるので、現在交渉中の国名を公開するのは困る」とし、「来月までは対戦相手国を最終決定して発表したい」との明らかにした。
６月１０日開幕のユーロ本大会を数日後に控えた時期になるため、強化試合は欧州で行われる予定だ。サッカー協会の関係者は、「入場料収入を諦めざるを得ないだけに、対戦料を支払う代わりに中継権を要求するなど細部の条件を巡って交渉を行っている」と明かした。
サッカー協会が明かした基準によると、強化試合の相手候補は、ベルギー（１位）、スペイン（３位）、ドイツ（４位）、ポルトガル（７位）、イングランド（９位）、オーストリア（１０位）、スイス（１２位）、イタリア（１５位）、ルーマニア（１６位）、ウェールズ（１７位）、クロアチア（１８位）、ハンガリー（１９位）、トルコ（２０位）などになる。
これに先立ち、シュティーリケ監督は昨年１０月、ジャマイカとの強化試合が終わった後、「負けても良いから欧州の強いチームと対戦する必要がある」と話した。これを受け、サッカー協会は２０１６ユーロ本大会進出に失敗したオランダ（１４位）、スコットランド（４６位）と交渉を進めたが、高い対戦料などで決裂した。
이승건기자 イ・スンゴン記者 why@donga.com
About Dong-A Ilbo