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22歳の世界最年少女性長官がアラブ首長国連邦で誕生

22歳の世界最年少女性長官がアラブ首長国連邦で誕生

Posted February. 12, 2016 07:27,   

Updated February. 12, 2016 07:54

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アラブ首長国連邦(UAE)で世界最年少長官が誕生した。

UAEのムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム首相兼副大統領は10日(現地時間)、22歳のシャムマ・アルマズロイ若者担当相(写真)を含め、計29人の新内閣名簿を発表した。

アルマズロイ新任長官は、大統領直属機構である青年委員会委員長を兼職し、若者の目線で青年政策を構想して実現する役目を任されている。氏は、ニューヨーク大学(NYU)アブダビ分校で芸術・経済学を勉強後、UAEでは初めて、米ローズ奨学生に選ばれ、英オクスフォード大学で修士号を取った才媛だ。卒業後は国連に派遣され、公共政策担当研究員として働き、現在はアブダビ国富ファンドで働いている。論文「UAE労働市場への女性参加に関する研究」を発表して注目を集めており、スキーとゴルフが趣味だという。

病気を患っているUAE大統領を代行するムハンマド首相は、ツイッターで、「UAEは若者たちが建設した新生国だ」と主張し、「不確実なグローバル危機時代に、若者の挑戦やインスピレーションの実現を最高の国家アジェンダに据えたい」と明らかにした。

これまでの世界最年少長官は、昨年11月、カナダのジャスティン・トルドー首相が任命したマリアム・モンセフ民主制度相(31)だった。氏は、アフガニスタン難民少女という背景で注目を集めた。

UAEが同日発表した閣僚29人の平均年齢は38歳であり、女性長官は9人だ。女性の社会進出が限られている中東諸国で、内閣の3分の1を女性に構成したのは異例のことだ。8日、政府組織の再編で新設された幸福部と寛容部長官にも女性が任命された。国民の幸福増進のための幸福部長官は、オホウド・ロウミ首相室局長、寛容の価値を図る寛容部長官にはルブナ・カシミ元国際協力発展長官が任命された。



파리=전승훈특파원 パリ=チョン・スンフン特派員 raphy@donga.com