４年連続リーグ優勝のウィ・ソンウ監督「相手を選ぶ？そんなことはあり得ない」

「他チームは順位争いの真っ只中ですよね。こういう時こそ、言動に気をつけないと」

女子プロバスケットボールのウリィ銀行が旧正月連休中の７日、本拠地の春川（チュンチョン）湖畔（ホバン）体育館でＫＢスターズを下して４年連続でリーグ優勝を決めた。２００８～２００９シーズン以降４年連続で最下位に止まっていたウリィ銀行はウィ・ソンウ監督（４５＝写真）が就任した２０１２～２０１３シーズンから最強チームになった。今シーズンは歴代最少試合（２８試合）優勝記録まで打ち立てた。喜んでも良さそうだが、名将は慎重な態度を崩さなかった。

「先月、三星（サムスン）生命に負けて１４連勝に失敗した時、変な噂を耳にしたんです。うちが対戦相手を選ぶために（試合に）ベストで臨んでいないということでした。連勝が止まって悔しかったのに、そんな話まで聞こえたので腹が立ったけど、他チームとしては考えられることだと思うようになった。残り試合は誤解の余地がないように臨みたいです」

７試合を残して優勝を決めたウリィ銀行を除いては、まだプレーオフに進出する２チームは決まっていない。２位のＫＥＢハナ銀行、３位の三星生命、４位の新韓（シンハン）銀行、５位のＫＢスターズの４チームが激しい順位争いを余儀なくされている。

「今後、５試合くらいは勝敗と関係なくコンディションを調整しようと思っています。ベテランのイム・ヨンヒ（３６）とヤン・ジヒ（３２）は体力回復のために出場時間を調整するつもりです。最後の２試合は王者決定戦を控えての実戦なので、全力で臨む計画です。その頃は順位もある程度決まっているだろうから、誤解されることはないでしょう」（笑い）0

２位と３位戦が戦うプレーオフの勝者とウリィ銀行が対決する王者決定戦（５戦３勝制）は３月１６日に行われる。１ヵ月以上も残っている。優勝決定が早すぎたため、選手たちの緊張感が緩むことへの不安はないのかと聞いた。

「その点は心配していません。私は圧迫（？）には自信がありますから。この３年間もそうだったけど、選手たちは良く従ってくれると信じています」

이승건기자　イ・スンゴン記者 why@donga.com