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国家情報院「北朝鮮ミサイル、ロシアから主要部品を導入」

国家情報院「北朝鮮ミサイル、ロシアから主要部品を導入」

Posted February. 10, 2016 07:06,   

Updated February. 10, 2016 07:22

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北朝鮮がロシアから長距離ミサイルの重要部品を導入した可能性があるという国家情報院の指摘に対して、ロシア政府が強く反発した。

ロシアの宇宙ロケット分野を担当するロゴジン副首相は8日(現地時間)、ロシアのある新聞とのインタビューで、「ロシアが北朝鮮にミサイル生産技術を提供したという韓国政府の指摘は全く現実に合致しない完全なたわごとだ」と主張した。

ロゴジン副首相は、「私たちは(国連安保理決議による)ミサイル技術の不拡散体制を厳正に順守しており、私が率いる輸出委員会は北朝鮮への供与を許可していない」と主張した。ロシア連邦宇宙庁のプレンコフ報道官も、「韓国の情報は事実ではない」と述べた。

国家情報院は7日、国会情報委員会緊急懸案報告で、「北朝鮮は重要な部品をロシアから導入したと推測している」と報告したと、与党セヌリ党の幹事、李喆雨(イ・チョルウ)議員が記者会見を通じて伝えた。北朝鮮が自主開発した部分もあるが、ミサイル技術がこのように発展した背景にはロシアの助けがあったという話だ。李議員は、「国家情報院は『相当な資料も(確保して)ある』」と伝えた。



고성호기자 コ・ソンホ記者 sungho@donga.com