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中国テレビの「星から来たあなた」、審議で主人公の設定を変更

中国テレビの「星から来たあなた」、審議で主人公の設定を変更

Posted February. 03, 2016 07:33,   

Updated February. 03, 2016 08:15

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「宇宙人のト・ミンジュン、中国では小説家?」

先月29日から中国の安徽衛星テレビで放送されている「星から来たあなた」の結末が、中国政府の審議で修正されたことが分かった。最終回でドラマの中の全ての物語が、実はト・ミンジュン(キム・スヒョン)がチョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)のために書いた小説になるということだ。宇宙人の代わりに小説家に設定したのは、中国当局がテレビのコンテンツ審議過程で宇宙人や幽霊などの登場を規制しているためだ。

2013年SBSで放送された「星から来たあなた」は最高視聴率28.1%(ニルソンコリアによる全国視聴率)を記録し、人気を集めた。中国でも同時期、「愛奇芸(アイチーイー)」などの動画サイトを通じてドラマが公開され、大ブームを巻き起こした。

中国で放送される「星から来たあなた」の結末変更のニュースに、ネット上では批判的な声が上がっている。あるネットユーザーは、「『星から来たあなた』は宇宙人という設定がキーポイントとなっている」とし、「中国人もト・ミンジュンが宇宙人ということを皆知っているのに、何のために設定を変えるのか」と批判した。他のネットユーザーは、「中国の空を飛び、掌法を使う武俠ドラマの方が宇宙人より非現実的だ」と書き込んだ。一方、「小説家に変えても、ト・ミンジュンの『存在感』に変わりはないだろう」「『星から来たあなた』シーズン2を見たい」などの意見も見られた。



김배중기자 キム・ベジュン記者 wanted@donga.com