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柳賢振、12日ぶりの復帰戦で5回2失点好投も今季初黒星

柳賢振、12日ぶりの復帰戦で5回2失点好投も今季初黒星

Posted April. 22, 2019 08:40,   

Updated April. 22, 2019 08:40

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柳賢振(リュ・ヒョンジン=32、ロサンゼルス・ドジャース)が21日、米国ウィスコンシン州のミルウォーキー・パークで行われた復帰戦で、5回3分の2を投げ9奪三振2失点と好投した。開幕戦で最多本塁打(8本)で柳賢振に勝利を与えたドジャース打線だが、この日は沈黙し0-5で敗れ、柳賢振は今季初黒星を喫した。防御率は3.07から3.10に上がった。ドジャースのシーズン連勝も6で止まった(14勝9敗、ナショナルリーグ西地区1位)。

しかし柳賢振が9日のセントルイス・カージナルス戦で左内転筋に痛みを訴えて1回3分の2(2失点)でマウンドを降りてから12日ぶりの先発復帰戦で見せて投球は安定的だった。柳賢振は、メジャーリーグ通算100試合目の先発登板だった同日、1回から三者凡退に仕留めるなど非の打ち所のない投球を見せた。5回裏の先頭打者に二塁打を許したが、その後3打者を連続三振に打ち取り、失点のピンチで危機管理能力を披露した。ファストボールの最高球速は148キロで、平均球速も140キロ台序盤だったが、変幻自在な投球と精巧な制球で相手打者を翻弄した。昨年のナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)でミルウォーキーのミラーパークマウンドに立って2試合で1敗、防御率8.59と振るわなかった姿とは一変した好投ぶりだった。

ただ昨年のナ・リーグMVPを受賞したミルウォーキーの看板クリスチャン・イエリッチ(28)との3回と6回の2度の勝負は悔いが残る。1回裏にセンターフライに倒れたイエリッチは3回裏の1死で柳賢振のチェンジアップを左越えにソロ本塁打を、先頭打者として迎えた6回裏にはカーブを右越えソロ弾を放った。柳賢振の失投というより、21試合で11本塁打を放ちメジャーリーグ全体で本塁打1位を走っているイエリッチの勢いに乗った打撃の気迫が圧倒した。「MLB.com」も、「負傷から復帰した柳賢振はイエリッチがいなかったら復帰戦を支配しただろう」とコメントした。イエリッチは今季の本塁打数を13本に増やした。

柳賢振が先発ローテに定着したことで、姜正浩(カン・ジョンホ=32、ピッツバーグ・パイレーツ)と今季初の直接対決が実現する可能性も高まった。柳賢振は26日の敵地シカゴ・カブス戦、もしくは27日の本拠地ピッツバーグ戦に登板する。21日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に出場した姜正浩は今季3号本塁打(ソロ弾)を放ちチームの3-1勝利をけん引した。

ヒューストン・アストロズ戦に1番打者で出場した秋信守(チュ・シンス=37、テキサス・レンジャーズ)は1回に二塁打を放って先取点をもたらし、チームの9-4勝利に貢献した。チェ・ジマン(28=タンパベイ・レイ)はボストン・レッドソックス戦で今季初の三塁打を放った。


金培中 wanted@donga.com