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三星、25カ国で使用済み携帯電話の回収キャンペーン

三星、25カ国で使用済み携帯電話の回収キャンペーン

Posted April. 22, 2019 08:46,   

Updated April. 22, 2019 08:46

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三星(サムスン)が「アースデイ」(22日)を迎え、役員・従業員や顧客を対象に、グローバルエコキャンペーンを実施する。企業も経済的価値だけでなく、社会・環境的価値を一緒に追求することで持続可能な経営を実践するという趣旨と言える。

21日、業界によると、三星電子をはじめとする電子系列会社と三星物産、三星重工業、三星生命など、三星の関連会社13社、37事業所では、22日から6週間、使用済み携帯電話の回収キャンペーンを始める。三星は2015年からこのキャンペーンを始めており、昨年までの4年間、使用済み携帯電話2万7000台を回収した。今年から韓国国内事業所だけでなく、米国やロシア、スペインなどの海外事業所にも拡大して同時に実施する。三星から使用済み携帯電話を渡された専門業者は、携帯電話に入っている金、銀、銅、コバルトなどをリサイクルする。

特に、三星電子は役員・従業員だけでなく、世界25カ国の主要サービスセンターを訪れる顧客を対象に様々な環境キャンペーンを行う。

スモッグで悪名の高いメキシコでは、客に種の入った植木鉢を提供し、メキシコの植樹祭が開かれる10月末には、政府が指定した国立公園に植え替えさせる計画だ。トルコでは「環境は未来世代の資産」という趣旨で、サービスセンターを訪れた子供たちに、リサイクル製品で構成されたカラーリングブックと色鉛筆をプレゼントする。カナダとドイツ、スペイン、台湾、ウクライナなどのサービスセンターでは、訪問客にエコバッグや植木鉢などの記念品とエコガイドブックを贈呈する。

三星電子は現在、様々な製品群に再生プラスチックを利用している。また、今年初めは、梱包材に使用されるプラスチックとビニールを紙とエコ素材に段階的に置き換えると発表した。

会社側は、「新製品を購入する客を対象に、使用済み家電製品の訪問回収サービスを提供し、サービスセンターに常時使用済み製品回収箱を運営するなど、資源循環型社会の構築のために様々な活動を行っている」と説明した。


許桐準 hungry@donga.com