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韓国「おせっかい」云々する金正恩氏の傲慢さ、韓米協力で癖をなおせ

韓国「おせっかい」云々する金正恩氏の傲慢さ、韓米協力で癖をなおせ

Posted April. 15, 2019 08:10,   

Updated April. 15, 2019 08:10

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米朝首脳会談の仲裁・促進者の役割を自認してきた文在寅(ムン・ジェイン)政府の対北朝鮮政策が漂流している。トランプ米大統領が文大統領に会って、「北朝鮮に対する制裁は維持される」と線を引くと、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は12日、施政演説で「制裁緩和を頼まない」と対立した。米朝が意見対立し、文政府の仲裁外交は、ナッツクラッカーの中のクルミの身となった。

金正恩氏は施政演説で、「南朝鮮当局はおせっかいな仲裁者、促進者ではなく、民族の利益を擁護する当事者になるべきだ」と述べた。文大統領に対して、北朝鮮の側に立てという露骨な脅迫性の発言だ。米国の朝野では、韓国政府が韓米同盟ではなく北朝鮮の側に立っているという疑念が大きくなる状況で、韓国外交の選択肢はさらに狭まることになった。特に、金正恩氏の演説が対内用のメッセージの性格があるということを考慮しても、「おせっかい」云々する過激な表現には断固として対応しなければならない。

金正恩氏は年末までは対話の窓口は開いておくと述べ、トランプ氏も「金正恩氏との関係はとても良い」と応じた。米朝首脳が各自の立場は明確にしながらも、米朝対話の火種は消さないということだ。しかし、米朝が非核化の定義すら全く異なる絵を描いている状況なので、たとえ対話が一部復元するとしても、意味のある進展を見ることは難しい。金正恩氏が「自力更正」の精神を掲げて長期戦に入るのも、このようなムードと無関係ではないだろう。

文大統領は、無条件に対話を復元させようと焦ってはいけない。大統領府は、トランプ氏の対話の意思を確認したとし、北朝鮮への特使を通じてひとまず南北対話に乗り出すという構想だ。これをもとに、南北首脳会談だけでなく、米朝、南北米首脳会談まで継続するということだ。しかし、非核化の進行に対する「新しい計算法」を出すことができなければ、北朝鮮が果たして会談に応じるか、たとえ会談をしてもどのような進展があるかは未知数だ。南北首脳会談が実現しても、満足な結果を期待することは難しそうだ。会うことだけに命運をかけては、国民は会談疲れを感じる可能性がある。

堅固な国際社会の北朝鮮に対する制裁を基に非核化を迫り、一方では南北間の実務接触を通じて会談の議題と接点を綿密に点検しなければならない。現在、何か微妙な意見の相違で膠着状態に陥ったようだが、実際は単純だ。金正恩氏の非核化の決心が確かでなく、糸が絡み合っているのだ。中途半端な状態で首脳間のトップダウン談判をする雑な会談方式が繰り返されてはならない。