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LG、今季加入のキム・ミンソンの活躍に期待感高まる

LG、今季加入のキム・ミンソンの活躍に期待感高まる

Posted March. 15, 2019 08:46,   

Updated March. 15, 2019 08:46

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プロ野球LGがキム・ミンソンのバットに一喜一憂している。

オープン戦初日の12日、キウムに4点を与えて敗れた(1-4)LGは、二日目にはキウムに4点を与えながらも勝利を収めた(8-4)。古巣キウムとの2連戦で後半に代打で1回ずつ打席に立ったキム・ミンソンは、初日は無安打だったが二日目は左フェンスまで転がる二塁打と1打点を記録しては、後続打者の安打でホームに帰った。キウムの1点差の追撃を振り切るインパクトのある活躍だった。14日の斗山(トゥサン)戦でオープン戦初の先発出場を果たしたキム・ソンミンが2打数無安打と振るわないとLG打線も冴えなかった(1-12の敗戦)。

昨季終了後に自由契約選手(FA)資格を得たキム・ソンミンは、キウムに三塁手代替要員が溢れていたため年が変わって、各球団のスプリングキャンプが終盤を迎えるまでも新天地が決まらなかった。FA市場が激しい寒波に見舞われ、迷子になりかねないと懸念する声もあったが、今月初めに「サイン・アンド・トレード」方式で三塁手要員が切実だったLGと契約を結んだ。

自主トレーニングに精力的に励んだとは言え、マシンが投げるボールで打撃連取をし、マシンが投げるボールを捕球する守備練習をしていたので、実戦感覚が回復するまでの多少時間がかかるだろう、との見方もあった。だが、試合に出たキム・ソンミンの守備は安定感があったし、打撃感覚も徐々に調子を上げている様子だった。この日、キム・ソンミンは「まだ人が投げるボールにタイミングを合わせるのが難しい。オープン戦ではタイミングを合わせることに主眼を置くつもりだ」と話した。しかし、キム・ソンミンのプレーを見守ったLGの関係者は、「今すぐ試合に入れても追いついていけるくらいの体づくりはできているので、早くも名声に相応しい活躍をしているのは幸先の良いことだ」と笑みを浮かべた。

2016年のヒメネス以来、パンチ力のある三塁手要員の確保に失敗し、ポストシーズンとは程遠かったLGがキム・ミンソンの加入で3年ぶりに念願のポストシーズン進出はなるのか、新しい三塁手のバットから目が離せない。


金培中 wanted@donga.com