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「金正恩氏との会談は最後ではない」 トランプ氏、3回目の会談を示唆

「金正恩氏との会談は最後ではない」 トランプ氏、3回目の会談を示唆

Posted February. 22, 2019 09:01,   

Updated February. 22, 2019 09:02

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トランプ米大統領が20日(現地時間)、2回目の米朝首脳会談と関連して、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との最後の会談になるとは思わない」と述べた。ベトナム・ハノイで開かれる首脳会談に続き、3回目の会談と長期戦に突入する可能性を示唆したのだ。

トランプ氏は同日、ホワイトハウスで記者団に対して、「金正恩氏に会って多くのことを成し遂げるだろう」とし、このように明らかにした。そして、「北朝鮮が非核化を避けず、何かしたいと考えていると見ている」と付け加えた。

また、トランプ氏は、「北朝鮮には制裁が完全に科されている」とし、「私は制裁解除ができることを強く望んでいるけれども、それをするためには北朝鮮は何らかの意味のあることをする必要がある」と説明した。トランプ氏が制裁について直接言及し、北朝鮮の措置を公開的に求めたのは昨年8月以来。その一方で、「北朝鮮には途方もない経済的な潜在力が長期的にあり、金正恩氏はこれを誰よりもよく知っている」と北朝鮮の経済発展の可能性について再び言及した。韓国、ロシア、中国などに囲まれた北朝鮮は地理的長所があるということだ。

さらにトランプ氏は、「安倍晋三首相と(北朝鮮問題について)長く話を交わした」とし、「私たちのメモを比較し、同じ立場であることを確認した」と話した。ホワイトハウスは同日、報道資料で、「両首脳が北朝鮮の最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)履行の意思を再確認した」と明らかにした。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com