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トランプ氏「核実験がなければいい」…凍結に目標を下げるのか

トランプ氏「核実験がなければいい」…凍結に目標を下げるのか

Posted February. 18, 2019 07:53,   

Updated February. 18, 2019 07:53

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トランプ米大統領が27、28日、ベトナム・ハノイで開かれる2回目の米朝首脳会談を控え、「急いでいない。(核やミサイル発射の)実験がなければいい」と明らかにした。

この発言は、トランプ氏が15日(現地時間)、ホワイトハウスのローズガーデンで開かれた記者会見で、昨年のシンガポール会談後、北朝鮮の核実験とミサイル発射の中止の成果について言及して出た。しかし、米朝双方の実務チームが非核化の議題をめぐって激しい差し手争いをする中、非核化でなく凍結に目標を下方設定したのではないかと懸念されている。

その一方で、トランプ氏は北朝鮮に対する制裁が維持されていることを強調し、「中国とロシアも私たちを助け、韓国および日本とも協力している」と語った。全般的には、「ベトナム・ハノイでの首脳会談は、1回目の会談のように運が良いことを望む。1回目のように成功すればいい」と楽観した。

トランプ氏は、「彼ら(北朝鮮)は米国を利用してきた。数十億ドルかかったが、もうそうしないだろう」とし、「韓国とロシア、中国の真ん中にいる北朝鮮の位置は驚異的」と述べ、韓半島周辺国との経済協力および投資の可能性を示唆した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com