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ポンペオ国務長官、「ハノイ会談で制裁緩和-平和体制を議論」

ポンペオ国務長官、「ハノイ会談で制裁緩和-平和体制を議論」

Posted February. 16, 2019 08:16,   

Updated February. 16, 2019 08:16

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2回目の米朝首脳会談を控え、ポンペオ米国務長官が北朝鮮の非核化の相応の措置として制裁緩和カードを出したのに続き、終戦宣言など韓半島の平和体制と安全保障問題も首脳会談の議題に含まれる可能性を示唆した。

ポンペオ氏は13日(現地時間)、CBSとのインタビューで、「制裁緩和の見返りに良い結果を得ることが我々の意図」と期待感を示した。トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の米朝首脳会談で、非核化に相応する制裁緩和を検討していることを示唆したのだ。また、「これは決断を下す正恩氏にかかっている」とし、「正恩氏は、私たちにそのように(非核化)すると言った。今、その約束を守らなければならない時」と強調した。

ポンペオ氏は14日、ポーランド・ワルシャワで開かれた記者会見では、「私たちは今から2週間後(米朝首脳会談で)できるだけ遠くに到達することを目指している」と明らかにした。

ポンペオ氏はFOXニュースとのインタビューでも、「私たちは非核化だけ議論するのではなく、韓半島の安保と平和のメカニズムの創設についても議論していることを覚えていてほしい」と再度強調した。米朝首脳会談で、非核化のほかに韓半島の平和体制に関する事項が議題になることを予告したのだ。

 

ポンペオ氏は、「終戦宣言をどれほど重要に考えているのか」という質問には、「我々はそれについて話し合った」とし、「シンガポールで議論されたすべての要素について対話を続けるために私たちのチームが1、2日後、アジアに向かう」と語った。このため、米国務省のビーガン北朝鮮政策特別代表と北朝鮮の金赫哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表の6~8日の平壌(ピョンヤン)談判に続く実務協議が今週末に再開されるとみえる。


朴湧 parky@donga.com