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米「ICBMを含む北朝鮮のすべてのミサイル廃棄を望む」

米「ICBMを含む北朝鮮のすべてのミサイル廃棄を望む」

Posted February. 09, 2019 08:46,   

Updated February. 09, 2019 08:46

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トランプ米大統領が先月、米ワシントンを訪れた北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長一行に大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく中・短距離を含む北朝鮮のすべてのミサイル廃棄が目標であることを伝えたという。これは、米政府が単に米本土を脅かすICBMを廃棄する水準ではなく、すべてのミサイルの生産中止および廃棄を目標にしているということだ。

7日(現地時間)、複数の消息筋によると、トランプ氏と英哲氏が先月18日にホワイトハウスで会った時、北朝鮮側は「制裁緩和」、米国は「北朝鮮のすべての核とミサイル計画の解決を望む」という互いの立場を伝えた。特に、米国は北朝鮮がICBMを含むすべてのミサイルの生産を中止し、最終的に廃棄しなければならないという公式の立場を明らかにしたという。

ただ、米国は大きな枠組みで段階的非核化を推進することで方向を定めたため、ICBMの廃棄から順次議論する可能性が高い。ある外交筋は、「北朝鮮のすべての核とミサイル計画の廃棄は韓国と米国いずれも追求する最終的な目標」とし、「ただし今の段階で中・長距離ミサイルまで交渉テーブルにのせることは難しいだろう」と話した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightlee@donga.com