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EPL選手乗せた小型飛行機が行方不明に

EPL選手乗せた小型飛行機が行方不明に

Posted January. 24, 2019 08:06,   

Updated January. 24, 2019 08:06

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「飛行機がもうすぐ墜落しそうだ。友人たちよ、怖い」

イングランド・プラミアリーグ(EPL)カーディフ・シティのFWエミリアノ・サラ(28)を乗せた小型飛行機が英国チャンネル海峡上空で消息を絶つ事故が起きた。墜落する飛行機の中でさらが友人たちに送った音声メッセージが公開され、哀しみは一段と深まっている。

アルゼンチンのスポーツ紙「オレ」は23日、事故発生直前にサラの音声メッセージファイルを公開した。同ファイルには、サラが「みんな元気か?1時間半以内に私から何の連絡もなければ、私の捜索で人を送らなければならないかもしれない。どんどん怖くなった」と恐怖に震える声が収録されている。

英国のBBCは、アルゼンチン人のサラが登場した飛行機が21日(現地時間)、フランスのナントを飛び立ち、英国カーディフに向かう途中行方不明になったという連絡が現地の航空管制センターに寄せられた。当局は、墜落が予想される地点の捜索に乗り出したが、生存者はみつからなかった。警察は、「飛行機の残骸とみられる金属が見つかったが、搭乗者が生存している可能性は薄い」と明らかにした。

事故発生当時、サラは昨季まで4年間プレーしたフランスのプロサッカーリーグ「リーグアン」のナントを退団し、新天地カーディフ・シティに向かう途中だった。20日に英国で契約を結んだサラは、古巣の仲間たちと別れの挨拶をするため、小型飛行機を利用してフランスを訪問して帰るところで事故に遭った。サラは、行方不明になる前日、ソーシャルメディア(SNS)にナント選手たちと撮った写真を投稿し、「最後のグッバイ」という文言を書き込んだ。

一方、同じ日にクリスティアーノ・ロナウド(34=ユベントス)は専用機の中で笑顔で撮った写真をSNSに投稿しひんしゅくを買った。英国でサッカー解説をするゲーリー・リネカー氏はSNSでロナウドの「機内自撮り写真」を掲載し、「こんな写真を投稿するような日ではない。ロナウドは(サラの行方不明の)話を聞いていなかっただろう」とコメントした。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com