Go to contents

WHO「大気汚染は今年人類健康の最高の敵」

WHO「大気汚染は今年人類健康の最高の敵」

Posted January. 22, 2019 10:07,   

Updated January. 22, 2019 10:07

한국어

世界保健機関(WHO)が、人間の健康を脅かす危険要因として大気汚染と気候変動などを挙げた。

20日、CNNによると、最近WHOは、「2019年に世界の人たちの健康を脅かす10大要因」を発表し、最大脅威として大気汚染を名指した。WHOは、「大気中の粒子状物質は、人間の呼吸器系と循環系に浸透して、肺、心臓、脳に損傷を与え得る」とし、「これにより癌、脳卒中、心臓病などが発症し、毎年700万人の寿命が短くなっている」と懸念した。

また、「大気汚染の主な原因である化石燃料の使用は、気候変動の主犯でもある」とし、「2030~2050年の気候変動に起因する栄養失調、マラリア、下痢、熱ストレスによって、毎年25万人が死亡するだろう」と予想した。

米国、フランス、イタリアなどで起きている「ワクチン接種拒否」も、主要なリスクに選ばれた。糖尿病、癌、心臓病などの非伝染性疾患も含まれた。

このほか、△世界的なインフルエンザの流行、△飢餓、戦争などの健康管理に脆弱な環境、△抗生物質の耐性菌、△エボラなどハイリスク病原菌の拡散、△1次医療施設の不足、△デング熱、△エイズの原因であるヒト免疫不全ウイルス(HIV)などが10大危機に選ばれた。


ウィ・ウンジ記者 wizi@donga.com