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72歳に主演賞…67歳に放送局社長…「女性の年齢は数字に過ぎない」

72歳に主演賞…67歳に放送局社長…「女性の年齢は数字に過ぎない」

Posted January. 19, 2019 09:13,   

Updated January. 19, 2019 09:13

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米国の文化・放送・マスコミ業界でも、「グラニーパワー」が激しい。映画とドラマで主演を演じる60代、70代の俳優はもとより、「グラニージャーナリスト」がメディア企業の要職につくケースが多い。

6日、2017年作「ザ・ワイプ(The Wife)」で主演を演じて6回ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したグレン・クロース(72)。若い候補4人を抜いて、70代の女優としてはまれに主演賞を獲得した。特に「私たちはいつも養育者(nurturer)として生きてきた。今、私たちは自分の個人的達成と夢を追わなければならない。『私は挑戦できるし、誰も私の邪魔などできない』と叫びなさい」という受賞感想で盛大な拍手を受けた。

映画「マンマ・ミーア」シリーズで有名な俳優クリスティーン・バランスキー(67)は、2017年からCBSの有名ドラマ「グッドファイト」の主演を演じている。冷徹で知的だが、子供年代の若い仲間たちのメンターを自任する弁護士の役割で人気を得ている。特に劇中の彼女の恋愛物語はドラマの主な素材。若い世代に劣らない堂々とした愛情生活で、ドラマに活力を吹き入れている。

米CBSも、47年目のジャーナリスト・スーザン・ジリンスキー(67)が3月1日からニュース部門の社長を務めると発表した。ジリンスキーは、CBSニュース部門の社長を務める初の女性であり、最高齢者という二つの記録も立てた。彼女はワシントンにあるアメリカン大学2年生だった1972年、CBSワシントン支局の給仕として言論界に入門して最高経営責任者に上がった立地伝的人物。湾岸戦争当時、従軍記者として名をはせ、CBSの看板ドキュメンタリー「48時間」を23年間手がけてきた。彼女は社長に任命された直後、一部で自分の年齢に懸念を示すと、このように切り返した。「今でもエネルギーがあふれ過ぎて、周りから有名エネルギードリンク『レッドブル」』を飲まないように言われている」

2006年に「米史上初の女性メインニュースの単独アンカー」になって大きな注目を集めたケイティ・クーリック(62)も、クロースとジリンスキーに支持を送った。自分のソーシャルメディアに、「クロースとジリンスキーの経験と知恵が尊重されることを見て感動した。これからもっと前に進もう」と書いた。

このほか、昨年10月、CBS時事番組でドナルド・トランプ大統領と舌戦を繰り広げたレスリー・スタール記者(78)、CNNアンカー・クリスティアン・アマンプア(61)も、年齢に関係なく、活発な現役活動を続けている。


チョン・チェウン記者 chan2@donga.com