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アジア杯優勝候補4ヵ国、初戦で明暗くっきり

アジア杯優勝候補4ヵ国、初戦で明暗くっきり

Posted January. 11, 2019 07:42,   

Updated January. 11, 2019 07:42

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アラブ首長国連邦(UAE)で開幕したアジア杯に参加した24ヵ国が1試合ずつをこなした中、優勝候補に挙げられる4ヵ国の明暗が分かれた。

今大会参加国のうち国際サッカー連盟(FIFA)ランキング上位の4ヵ国はイラン(29位)、豪州(41位)、日本(50位)、韓国(53位)だ。4ヵ国のうちグループリーグ初戦で最も好スタートを切ったのはアジア杯3度優勝のイランだ。

2011年からカルロス・ケイロス監督が指導しているイランは、堅固な組織力をもとにD組初戦でイエメンに5-0の大勝を収めた。ロシア・ワールドカップ(W杯)では強豪を相手に堅守を活かした戦術を展開したイランだが、相手の戦力が相対的に弱いアジア杯では70.7%の支配率を保ちながら豪快な攻撃サッカーを見せている。

東アジアの強豪、日本と韓国はともに格下のチームを相手に苦戦の末に勝利を収め、不安なスタートを切った。日本はFIFAランキング127位のトルクメニスタンに2点も奪われ、3-2で辛勝で辛勝した。香川真司などベテランを排除して若手でチームを組んだ日本は、経験不足の問題を露呈した。21本のシュートのうち枠内に飛んだのは6本に過ぎなく、緩い守備組織力で2点を献上した。格下のフィリピンに1-0で辛勝した韓国同様、日本も選手たちの競技力が本調子ではなかった。

前回覇者の豪州は、異変の生贄になった。豪州はFIFAランキング109位のヨルダンに0-1で敗れた。大会を控えて中核選手のMFアーロン・ムーイが負傷で離脱した空白を埋めることができなかった。豪州選手たちは第2戦から巻き返しを狙っている。DFアジズ・ベヒチは「ヨルダン戦は失望的だったが、我々は問題点を綿密に分析した。16強入りのため次戦からは強い姿を見せる」と意気込んだ。


鄭允喆 trigger@donga.com