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ベトナム「米朝会談誘致に意欲」南北に伝える

ベトナム「米朝会談誘致に意欲」南北に伝える

Posted January. 09, 2019 08:27,   

Updated January. 09, 2019 08:27

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ベトナム政府が2回目の米朝首脳会談を誘致したい考えを韓国と北朝鮮に伝えた。

8日、外交筋によると、ベトナム権力序列3位のグエン・ティ・キムガン国会議長は昨年12月6日、大統領府で文在寅(ムン・ジェイン)大統領に会い、米朝首脳会談の開催誘致の意思を伝え、支持を要請した。キムガン氏は、「韓半島の非核化および平和定着にベトナムも役割を果たしたい」と意欲を示したという。

これに先立ち、ベトナム政府は昨年11月29日から4日間、ベトナムを公式訪問した北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相にも、米朝首脳会談のベトナムでの開催を要請した。しかし、李氏は、特に返答しなかったという。

一方、米CNN放送は7日(現地時間)、「ホワイトハウスは会談の開催場所の候補であるベトナム・ハノイ、タイ・バンコク、米ハワイを検討している」と伝えた。ハノイは首都という象徴性を考えると、北朝鮮とベトナムを比較する素材に使われるという点で候補群として適切でないという意見もある。

ベトナム政府は、会談の開催場所に韓国人も多く訪れる中部の有名観光都市ダナンを望んでいる。米朝首脳会談という超大型イベントを通じてダナンを世界に宣伝する機会になると見ている。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com